水. 2月 25th, 2026

誰もが喜怒哀楽という感情を持っていますが、周りに怒らない人っていませんか?

穏やかで怒らない人は、周りから慕われやすく、人間関係が円滑になりやすくなりますが、怒らない人はただ優しいということではないのです。

この記事では、怒らない人の特徴や心理、怒らないことに対するデメリット点について紹介しています。

友達や職場の人、家族や子育てなどにおいてイライラしてしまうシーンは誰でもあるはずですが、怒らない人の心理をヒントに感情コントロールする方法を身に着けてみる練習をしてみることで、人間関係が今よりも円滑になるかもしれません。

怒らない人の特徴

怒らない人のイメージなど人それぞれあるかと思いますが、こういった特徴があることがあります。

性格やその人の考え方などが、周りに対して怒るという感情をすぐに出さないことがあるのです。

視野が広い

怒らない人は視野が広く、物事に対してあらゆる可能性を考慮することができるため、すぐに怒るという感情に繋がりにくいのです。

視野が広いことで、問題点や相手の事情や状況を考えられるので軌道修正やフォローに回ることができます。

逆にいえば、怒りっぽい人はその時の状況だけをフォーカスして、問題やミスがあった時に「なぜそうなったのか?」ということを考える視点がないからこそ、ただ感情を爆発させてしまい問題解決に至らないのです。

他人に深入りしない

怒らない人は、他人に関心がないことや深入りをしないことがあります。

自分と他人は全く別で、考えや行動の仕方が違うことと捉えて境界線がきっちり引かれています。

全ての物事に対して、自分の基準で考えることがなく、他人に対して期待することもないからこそ、「怒っても意味がない」「自分が怒って無駄な労力を使う必要がない」と冷静沈着に考えているのです。

感情コントロールができる

怒らない人は、自分の感情コントロールがうまくできることがあります。

メンタルの安定やストレス耐性が高いため、怒ることよりも目の前の出来事を受け入れ、まず解決方法を見つけようとする冷静さや余裕があります。

冷静な判断力だけでなく、独自のストレスの発散法を身に着けていることもあり、もしイライラしたとしても一定の時間を過ごせば気分を落ち着かせることができます。

自分の機嫌は自分で良くすることができるため、常に笑顔でいる印象も多いでしょう。

自己主張をしない

怒らない人の中には、平和主義で人との言い争いを避けたり、自己主張をはっきりしないタイプもいます。

怒らないというよりも、怒れないタイプで物事や他人に対して慎重になるからこそ、怒りを表現することを抑えてその後のリスクを避けようとしているのです。

感情を表さないことや自分の意見を伝えないことがあるからこそ、周りは「何を考えているのか分からない」と感じることもあるかもしれません。

怒らない人の心理状況

怒らない人は日頃どんなことを思っていたり、問題が起きた時にどんな心理状況になっているか深掘りしてみましょう。

余裕や自信がある

怒らない人は、心の余裕や自分に対して自信があるからこそ、嫌なことやトラブルが起きても、些細なことを気にせず穏やかな気持ちでいられます。

元々の性格がすぐに怒りに繋がらないケースもありますが、過去の経験によって怒ることで解決策に至らないことや自分の感情コントロールをうまくすることができるようになった場合もあります。

物事や人の状況をまず知りたい

怒らない人は、問題やミスが起きた時にまず「なぜそうなったのか?」「相手がなぜそういった行動になったのか?」など状況や相手の考えについてまず目を向けようとします。

起きてしまったことに対して着眼点を置くのではなく、「では今から何をしたら解決できるのか?」という事へ視点を向けていこうとします。

広い視野で理解することで出来事に対して納得や解決法を見つけること、相手を許す気持ちになることができるのです。

面倒なことを避けたい

怒ることによって、人間関係の悪化や物事が複雑化する恐れがあることへのリスクを避けようとすることがあります。

自分が怒ったところで問題が解決することがないと冷静な判断をする方や人との関係が崩れることを恐れて怒れないという方もいます。

他人に期待をしていない

他者に対して自分本位な考えを持っていないことや元々期待をしていないからこそ怒る感情に至らず、怒る感情が沸き立たないのです。

はじめから「○○してくれるはず」という期待をしていないことで、不満やストレスを感じることがありません。

他者に対して適度な距離感を作っていることで、自分へのストレス回避がうまくできているのです。

不要なエネルギーを使いたくない

怒るという感情は、精神的にも肉体的にもエネルギーを消費するため、不要なエネルギーを使いたくないと感じていることがあります。

怒ったところで事実は変わらないと冷静な判断や自分や他人の感情がぶつかり合えばただストレスになると判断することで、自分の心を守ることや相手との距離感を保っているのです。

周りからのイメージが気になる

怒ることで、相手との関係性が悪化することや周りからのマイナスなイメージを持たれることを避けたいからこそ、自分の考えや感情を押し殺していることがあります。

「人との関係を円満ですごしていたい」「いい人だと思われたい」などといった気持ちが働くため、本来なら怒ってもいいようなシーンでも感情を出さないようにしているのです。

怒りっぽい人に対して周りが悪口を言っていれば、「自分も嫌われるかもしれない」と感じる方、家庭環境や生活環境の中で理不尽に怒る人がいる方は、人の感情や場の空気感に恐怖心を抱いていることもあるのです。

怒らない人のデメリット

怒らない人に対して周りは「寛大な人」「優しい人」といういい印象を持たれることもありますが、怒らないことでデメリットになることも実はあります。

自分の意見を主張できない

怒らない人は、自分の感情や意見を表現することが苦手なことがあります。

周りの目を気にし過ぎて、自分の意見を伝えたらどう思われるのかと考えがちになってしまいやすくなります。

そうすることで、人に提案やお願いする時でさえも、自己主張することをためらってしまうことがあります。

他人のペースになりやすい

日頃から怒ることをしないと、他人のペースに流されやすくなることもあります。

「優しいから何でも許してくれる」「あの人は怒らないから大丈夫」と相手の都合に振り回されたり、酷いことをされることもあるでしょう。

自己主張をしないことで、自分の気持ちや考えを尊重されなくなってしまいます。

冷たい人だと思われる

怒るという感情を出すことがないがゆえに、「人に無関心なのかな?」「怒らずに笑顔でいるけど実際何を考えているか分からなくて怖いかも…」と近寄りがたい存在になってしまうこともあります。

冷静に状況について話を聞くことや怒ってもいいはずなのに笑顔でいることが、逆に相手の気持ちを不安にさせたり、プレッシャーを感じさせてしまうことにも繋がるのでしょう。

そういったことで人との距離感が生まれてしまうというデメリットに繋がる可能性もあるのです。

ストレスや不満が溜まる

怒ることは感情表現の大切な一つです。

しかし、怒らない人は感情を抑え込むことや我慢をすることが重なることで、ストレスや不満を溜めこんでしまうことがあります。

怒れないのであれば、素直に自分の気持ちを伝えてみることを意識するか、ストレスを溜めこまないためにストレス発散法を身に着けておくことが大切です。

怒りの感情のコントロール方法

些細なことでイライラしたり、感情的に怒ってしまうことがあれば、物事への集中力が欠けたり、人間関係を悪化させることがあります。

怒りの感情をうまくコントロールすることができれば、自分自身の気持ちを穏やかにさせることや人間関係を良好にさせることができるので、参考にしてみて下さい。

怒りの感情と向き合う

怒りの感情を完全になくすという訳ではなく、怒りという感情とうまく付き合いながら衝動的な言動をしないために心理的なトレーニングをすることが大切です。

すぐにできなくても、意識の持ち方次第で徐々に自然と感情と向き合うことができるようになるので、これらのことをまず意識してみましょう。

・怒りの感情が沸いたとしても、6秒間深呼吸したり、一度その場を離れて冷静さを取り戻す。

・イラっとしてもすぐに反応せず「何に対して怒っているのか」ということを整理する。

・問題やミスが起きた時にまずその経緯や考えに視点を向けることで、怒りから問題解決に向けるための行動を起こすことを意識する。

ポジティブな思考を持つ

問題やミスが起こったとしても、マイナスな面に目を向けずに、ポジティブな発想になるように転換をしてみましょう。

例えば、「まだ問題解決できることがあるはず」「ここまでやってくれた努力に対して感謝しよう」「相手の考え方を知ることができた」など発想転換をすることでイライラを抑えることができるでしょう。

他人に期待し過ぎない

怒りの感情が出てしまうのは、「〇〇してくれるはずだ」と自己都合で勝手に期待しているからこそ、イライラしたり、がっかりしてしまうのです。

自分の考えや理想を他人に押し付けるのではなく、「他人だから違って当然だ」と相手に期待しなければイライラすることが少なくなります。

人の話を聞く

何か問題やミスが起きた時にまずそのことに対して怒りとして感情を出すのではなく、相手の話を聞いてなぜそうなったのか理解することが大切です。

相手の話を聞く前に勝手に感情的になると、相手の考えを勘違いしていることがあり、結果的に相手が悪くなかったことになる場合もあります。

そんなことが繰り返されれば、人からの信用や信頼を失い、取り返しのつかないことになります。

人の話に耳を傾けることは、人間関係を築き上げるために大切なことなので、まず理由や経緯を聞けば納得することや問題解決に繋がることを一緒に考えようと視点が変わるのです。

意思表示をする

「いい人と思われたい」「嫌われたくない」という気持ちを優先させて我慢することや自分の意見を伝えないことが人間関係を良好になるとは限りません。

自分の気持ちを押し殺し続ければいつかそのストレスが限界を迎えて、爆発してしまうことがあります。

「分からないことやできないことがあれば、すぐに相談しに来てもらえますか?」
「そういう言い方は、嫌な気持ちになるのでやめてもらえますか?」など

怒らなくても、自分の意思表示をすることで相手に気持ちや考えを伝えることができるため、何かあっても我慢しない環境を自分から作っておくとよいでしょう。

リラックス法・ストレス発散法を見つける

すぐにイライラしないために、自分なりのリラックス法やストレス発散法を見つけることも必要です。

少しでも自分を癒し、大切にすることで気持ちが前向きになることや感情をうまくコントロールすることができるようになります。

・深呼吸や冷たい水を飲みクールダウンさせる
・夢中になれることを見つける
・落ち着ける音楽や香りでリラックスする時間を設ける
・適度な運動をして、リフレッシュする
・十分な睡眠を心掛けて、精神的・肉体的に余裕を持つ
・栄養バランスの取れた食生活を心掛ける

まとめ

怒らない人の心理を覗いてみると、「だからあまり怒らないのか」と納得できることが見つかったり、自分にはない考えや視点を知ることができましたか?

もちろん、時として「怒らない=良いこと」とは限りませんが、できることなら心穏やかな日々を過ごすことができればいいですよね。

人と関わることを避けられないからこそ、必ずイライラしてしまうことは誰でもあることです。

うまく自分の感情と向き合い、なるべく怒らないようにするためにトレーニングや視野を広げてみる練習をすれば、自分のストレスも減り、人との関わり方も良好になっていくことでしょう。

 

投稿者 mindlens