木. 10月 23rd, 2025

慢性的な冷え性、重い生理痛、肩こりや腰痛などに悩んでいませんか?

そんな方におすすめな温活方法の一つ「酵素風呂」

実は、筆者も数年前から酵素風呂にハマって定期的に通っています!

酵素風呂による効果と注意点、実際に体験しているからこそお伝えできるポイントも紹介していますので、是非参考にしてみて下さいね!

酵素風呂とは?

酵素風呂(酵素浴とも呼ばれます)とは、米ぬかやヒノキのおがくずが発酵時に発生する熱で温まる温浴法です。

電気やガスなどを一切使っていないのにも関わらず、微生物の発酵力だけで60℃以上にまで発熱します。

実際に酵素風呂に入る時の体感温度は40℃くらいなので、心地よく体の芯から温まることができます。

顔以外を埋めて約15分ほど入浴するだけなのですが、その短時間で驚くほどの汗をかき、数日は全身の体温がポカポカした状態を実感できます。

酵素風呂の種類

ヒノキおがくず酵素風呂

ヒノキのおがくずを発酵させており、抗菌効果やヒノキの香りでリラックス効果も得られます。

ヒノキの粉がザラつきがあるため、少しチクっとした感じがあるため、専用の着衣を着て入浴することが多く実際には肌への負担は少ないです。

全身を温める効果はありますが、お肌への効果は米ぬか酵素風呂よりは低くなることもあります。

場所によっては、ヒノキと米ぬかをブレンドしているところもあります。

米ぬか酵素風呂

基本的に全裸で入るので、末端まで温まることができます。

米ぬかに含まれるビタミンやミネラルにより、入浴後は肌がつるつるになりやすくなります。

ふわふわで柔らかい質感ですが、米ぬか特有の発酵臭が苦手に感じる方もいるでしょう。

数日程、発酵臭が体に染みつくこともありますので、デートなどの予定は数日後にするといいかもしれません。

また、全裸で入るため衛生面が気になるという方もいるかもしれませんが、汗や皮脂、体毛などの老廃物は微生物のエサとなり、次に入る人まで時間までに処理してしまします。

次の人が入るまでに約1時間の時間を設けているので、その間清掃や消毒などを行って衛生管理はもちろん、浴槽内の温度は常に60℃以上が保たれ、低温殺菌されている状態であるため、雑菌が繁殖しにくい環境が維持されています。

サウナ・岩盤浴との違い

温活で代表的なものは、サウナや岩盤浴もイメージされるかと思います。

それぞれ温まり方や温度などが違うので、好きな温まり方で温活してみて下さいね!

酵素風呂サウナ岩盤浴
時間約15分のみ5分~10分×数回15分~20分×数回
温度約40℃70℃~100℃40℃~60℃
特徴・全身を酵素風呂に埋め、全身が温まりやすい。
・一番風呂が温度が高く、人が入ることで温度が和らいでいく。
・入浴後の数日間は体温が高い状態をキープできる。
・一般的なサウナは高温で、湿度が低く乾燥しているため、息苦しさもあるが一気に発汗することができる。
・水風呂や外気浴により一旦体を冷やし、血行促進を促す。
・ベトついた汗が出る
・過ごしやすい室温と湿度が高めに設定されている。
・遠赤外線効果で全身をじんわり温めるが、岩盤に接している部分が温まりやすい。
・サラサラした汗が出る
頻度通い始めは週2程度

体の変化を感じてきたら2~3週間に1度程度
週2~3回程度週1~2回程度
料金平均3,000円~4,000円平均1,500円~2,000円平均1,000円~2,000円

酵素風呂の効果

酵素風呂には、さまざまな効果があると言われています。

・冷え性
・便秘
・肩こり・腰痛
・生理痛の緩和
・免疫力向上
・老化予防
・アトピーなど肌質改善
・デトックス、ダイエット効果

また、酵素風呂は癌予防にも良いと囁かれています。

癌細胞は体温が35℃台の低体温で最も活発に増殖しやすく、39℃台以上になれば増殖抑制・細胞死が誘導されると言われております。

低体温状態は、多くの病気や体のトラブルを招くことがあるため、基礎体温を高める補助として酵素風呂を活用してみるのもよいでしょう。 

筆者の体験談

筆者も数年間米ぬか酵素風呂に通っています!

通う前は平均36.1度くらいでしたが、今は平均36.8度まで上がりました。

酵素風呂を入った日は大量の汗をかいてカロリー消費もしていることやずっと体がポカポカしているのでぐっすり眠れますし、翌日は腸が活発に動いておならや便がスルっと出ることが良くあります。

振り返ってみると、生理痛、夏バテや風邪も何年も無縁です。※あくまで個人の経験でのお話です。

酵素風呂の入り方

酵素風呂の基本的な入り方と筆者の【おすすめ】の方法もご紹介します!

1.入浴前にはたっぷりの水分補給をする

酵素風呂は2時間走ったくらいのカロリー消費と大量の汗をかくので、入る前にはしっかり水分補給をしておきましょう。

2.全裸で入る

筆者は米ぬか酵素風呂なので全裸ですが、ヒノキ酵素風呂の場合は専用の着衣が用意されています。

お店によって異なりますが、ヘアキャップや耳キャップ、紙ショーツが用意されています。

3.両足、両腕を広げて入る【おすすめ】

酵素風呂に入ったら自分で軽く覆いますが、後はスタッフの方が全身に被せてくれます。

ポイントとして、入る際に少し大の字になるようにして入ると、リンパ節が多い部分にもしっかり熱を感じさせることができます。

4.熱かったら手足を出してもOK

初めて酵素風呂を経験される方は、熱く感じるかもしれません。

15分程の短い時間ですが、熱いと感じた場合は無理をする必要はないので、手足を出しても構いません。

5.もぞもぞする【おすすめ】

一定時間入っていると熱が少し和らぐため、少し体をもぞもぞ動かしてみて下さい。

そうすることで、酵素風呂の米ぬかやヒノキが新しく空気に触れると再び熱を帯びます。

6.冷めてきたら被せ直してもらう【おすすめ】

全身埋まっている状態なので、背面はもぞもぞ体を動かせば温まり直せますが、お腹や肩、足先などはスタッフの方に新たに被せ直してもらうと再度温まりやすくなります。

7.15分経ったら、シャワーで流す

入浴が終わった後は、ふらつきやのぼせた状態になる方もいるのでゆっくり起き上がりましょう。

起き上がると、全身に米ぬかなどが体にくっついた状態になります。

体が冷えている部分にはあまりついていないこともあるので、その状態をチェックすると自分の改善する場所も目に見えてわかるのでシャワーで流す前に確認してみて下さいね!

また基本的に、酵素をそのまま体に馴染ませるために全身シャワーのお湯で洗い流すだけでOKですが、気になる方はボディーソープで洗っても良いです。

8.水分補給・着替え

シャワー後でも、体がポカポカしているのでしばらく汗が止まらない状態が続きます。

基本的にガウンなどを用意してもらえますが、予備の着替えがあるといいかもしれません。

入浴後もしっかり水分補給をし、リラックスしながらスキンケアやドライヤーで身支度をしましょう。

酵素風呂での注意点

酵素風呂のメリットをこれまで紹介してきましたが、いくつが注意点もありますのでこちらも必ず目を通してください。

入浴前後の注意点

空腹・満腹状態を避ける

酵素風呂に入る前に、空腹・満腹の状態は避けるといいでしょう。

大量の汗やカロリー消費があることや消化不良を引き起こすことがあるため、軽食や数時間前に食事を済ませておくことがおすすめです。

水分補給は怠らない

入浴中・入浴後は大量の汗をかくため、水分をしっかり補っておかないと、脱水症状を引き起こす可能性もあります。

また、水分だけでなく塩分補給も大切ですので、一つまみの塩を舐めたり、水に塩を溶かしておくのもおすすめです。

金属類は必ず外す

酵素風呂は高温状態となっているため、金属製のアクセサリーは必ず外しましょう。

金属が酵素と反応して肌への刺激になることや高熱を帯びて低温やけどを引き起こす可能性もあります。

もし外れてしまった場合も見つけることが難しくなるため、注意が必要です。

15分耐えられなければ早めに出る

基本的に酵素風呂は15分間の入浴となりますが、必ず15分入浴しなければいけないという訳ではありません。

慣れている人でも、その日の体調によっては早く出ることも推奨されています。

熱くて耐えられないのであれば、手足を出すことや全身を深く埋めずに軽めに被せてもらうなどの対応もしてもらう事も可能です。

入浴後2時間ほどは食事を避ける

入浴後は身体が栄養を吸収しやすい状態となっています。

入浴後2時間ほどは食事を避けること、当日は脂っこいものやカロリーの高いものは避け、消化にいい食事を意識しましょう。

 好転反応が出ることもある

酵素風呂に入ることにより、一時的に体温が急激に上がるため好転反応が体に起こることがあります。

体内に溜まっている老廃物などを排出させようと体が自然に反応するもので、無理のない範囲で続けていけばこれらの反応は落ち着いてきます。

・肌が赤くなる
・湿疹やかゆみ
・身体のだるさ
・強い眠気 など

入浴できない状態

重い生理中

生理中でも酵素風呂に入浴することは可能ですが、経血量が多い時や生理痛が重い時は入浴を控えましょう。

生理中はホルモンバランスが通常より変わるため、熱の感じ方や米ぬかの匂いに敏感になりやすく、血行促進作用により、頭痛やめまい、経血量の増加などを引き起こす可能性があります。

発熱中や体調不良の時

血行促進作用により、症状が悪化する可能性があるため、発熱中や体調不良の時には入浴は避けましょう。

風邪や発熱中は体温調節が難しく、症状が悪化することがあります。

胃腸の状態が悪い時は、血流が胃腸に集中することで、消化不良や吐き気などを引き起こす可能性があります。

少しでも体調に異変を感じている場合は、無理をしないことが大切です。

ケガによる出血や化膿をしている場合

ケガによる出血や化膿をしている場合は、酵素風呂の熱や酵素が炎症、痛みやかゆみなどを引き起こす可能性があります。

衛生上の観点からも見て、治療や傷の回復を最優先にすることが大切です。

アルコール摂取した後

入浴前にアルコールを摂取している方は入浴は避けましょう。

アルコール摂取により血管の拡張により悪酔いやのぼせ、吐き気、脱水症状などを引き起こす可能性もあります。

アルコール摂取により、酵素のミネラルやビタミンの分解・吸収も妨げるため、酵素風呂の効果もより感じにくくなります。

入浴後も最低でも2時間以内のアルコール摂取を避けることを推奨します。

医師の相談が必要な方(高血圧・持病・妊娠中・治療中など)

高温と湿度による血圧上昇や心臓への負担を避けるためにも、高血圧・心臓などの持病・妊娠中・病気治療中の方などは必ず医師の相談が必要となります。

自己判断は一切せずに、必ずかかりつけの医師や助産師に相談し、医師の許可や指示に従う必要があります。

もちろん、お店のスタッフの方にも必ずカウンセリング時に体調や持病について必ず伝えることが重要です。

【まとめ】温活ってやっぱりすごい!

酵素風呂に出会ってから筆者自身も、基礎体温や体調の変化を感じることがあったため、その効果を是非感じて頂きたいと思っています。

体を温めることは免疫力向上、代謝アップ、ストレス緩和など多くの効果が期待されます。

温活の一つとして、酵素風呂も取り入れて健やかな体作りをしてみてはいかがでしょうか?

 

 

投稿者 mindlens