海外移住に興味のある方は、マレーシアも移住先として候補に入れてみても良いかもしれません。
海外移住先として15年連続1位の人気を誇るマレーシアについてかなり詳しく解説していきます。
15年連続1位になった理由やメリット・デメリット、ビザに関することが気になる方は是非参考にしてみて下さい。
実は筆者も海外移住経験者だからこそ、いい所も悪いところも肌で感じてきました。
また、マレーシアへ何度も訪れているため、おすすめのスポットなども写真付きでご紹介しているので、移住前に旅行に行ってみることもおすすめです!
移住先人気ランキング

一般財団法人ロングステイ財団の調査結果では、2006年~2023年の15年マレーシアが移住先として堂々の第一位を誇っています。
2022年時点で長期滞在者と永住者合計で約2万5000人ほどが在住しています。
日本人学校は、クアラルンプール・ジョホールバル・ペナン・コタキナバルにそれぞれ1校ずつの合計4校があります。
駐在員、場所を問わずに働くことができるフリーランスや国際的感覚を養うための子育て世代、定年後のシニア層などが移住先として選ばれていますが、芸能人やユーチューバーなどの移住がテレビなどで紹介されることでさらに注目されているのです。

マレーシアが15年移住先人気の理由

治安の良さ
マレーシアはアジアの中でも比較的治安がいい方だと思います。
治安がいいと言ってもスリやひったくりなどの犯罪はもちろんありますし、一部地域ではホームレスが多いエリアや夜の出歩きは控えた方が良いエリアなどもあります。
フィリピンやタイなど他のアジア圏の国に比べると、安心感はあるといえるでしょう。
インフラが整っている
マレーシアの首都クアラルンプールは、通信網、交通網、電気や水道、医療など生活にまつわるインフラが先進国レベルに整っています。
Grabでタクシー配車やデリバリーの利用、キャッシュレス決済、日本語通訳サポートのある病院など生活において困ることはほとんどありません。
ただし、都心部から離れるとインフラ整備が完全に整っていない場所もあるため不便さを感じることもあります。
物価の安さ
マレーシアの物価は日本の3分の1程と言われています。
例えばローカルレストランでは一食300円~500円、ペットボトルの水は約55円~90円ほどで済むことがあります。
家賃に関してはエリアにもよりますが1LDKで月7~10万ほどに加えて、コンドミニアムにはプールやジムが共用併設されていることを考えると安いと感じるのではないでしょうか?
もちろん日本食レストランなど日本よりも高くつくこともありますが、うまくやりくりすれば日本での生活よりも貯金を貯めることも可能です。
一年中温暖な気候
マレーシアは年間平均気温が26℃~28℃と常夏の国です。
一年中気温が高く、最高気温は35℃程度のため、日本の夏よりも過ごしやすいです。
年間通して夏服で過ごすことになるため、冬服を購入する必要性がかなり下がるので節約にもなります。
寒がりな方や乾燥肌の方にとっては居心地の良い気候だと思います。
また、マレーシアの地理的条件により、地震がほとんど発生しないことも魅力です。
食事に困らない
マレーシアのローカルフードは、東南アジアならではのハーブやスパイスが使われているので、アジアン料理が好きな方はきっと好みの味だと思います。
多民族国家だからこそ、中華料理、インド料理、タイ料理、ベトナム料理の他、洋食や日本食もどこでも食べられるので食に困ることはありません。
マレーシアは外食文化のため、マーケットやフードコート、ナイトマーケットやデリバリーなども充実しているので食べる場所も困ることはないでしょう。
交通面の充実さ
都心部であるクアラルンプールは、交通の便も良く、交通費も比較的安めです。
近隣の東南アジアであれば飛行機で1~4時間ほどで旅行に行くことができ、シンガポールであれば高速鉄道やバスで行くことも可能です。
MRT、LRT、モノレール、KLIAエクスプレス、バスで広範囲に移動することができ、Grabなどの配車アプリもあるため、移動手段に困ることはなく、料金も日本よりも安いこともあります。
多民族国家
マレーシアは多民族国家で、マレー系・中華系・インド系が主軸となり、宗教文化が混在してもお互いを尊重し合った社会が形成されています。
お互いを尊重し合い、自分らしく過ごせることもあり、ストレスを感じにくいという点も魅力といえるでしょう。
モスクや寺院、食文化、言語の違いは旅行などの短期滞在でも触れることができるので、様々な文化から刺激を受けてみて下さい。
英語が使える
マレーシアの公用語はマレー語が基本ですが、観光地やビジネス街では英語を話す方も多くいます。
中華系住民は北京語や広東語、インド系住民はタミル語など母国の言語での会話を耳にすることがあるかと思います。
基本的に少しでも英語が話せれば生活や旅行には問題はないでしょう。
ただ、公共の場や商品などにマレー語が表記されていることが多く、若干英語のスペルと違ったり、全く予想もできない単語を見かけることもあるでしょう。
恐らくよく見かけるのは「KELUAR」=非常口かも?
見慣れないマレー語かもしれませんが、興味がある方は是非勉強してみるのもおすすめですよ!
親日国
マレーシアの方は、約7割近くの方が「日本が好き」と回答するほど親日国です。
実際に接してみると皆さん明るく、穏やかな性格で親切な方がとても多い印象でした。
タクシードライバーのおじさんと「日本人?俺〇〇いったことあるよ!日本っていいよね!」と日本の旅行話を聞くこともありました。
英語が片言だったとしても、嫌な顔せず優しく接してくれるのは多民族国家という環境も大きく影響しているはずです。
日本食や物が揃う
クアラルンプールなどの都心部では、伊勢丹やららぽーと、イオン、ドン・キホーテ、日本食レストラン、日系美容サロンなど日系企業が多くあり、寿司やそばなどの日本食が恋しくなったり、日本の商品やサービスが欲しい時に助かるでしょう。
もちろん、日本で購入するよりも高額になることや商品などが手に入らないこともあります。
移住や旅行の際に馴染みの食事や商品があると、安心感が違いますよね!
税金制度が良い
日本では、所得税や社会保険料、住民税、消費税など多くの税金が課せられていますが、マレーシアでは税金制度が大きく異なります。
日本には支払い義務があるものが、マレーシアでは支払う必要がないものがあるので魅力的に感じるでしょう。
■住民税がない
※住民税がなくても、インフラや行政サービスを普通に受けられる。
■株式投資などで得た利益に対する税金を納める必要がない
■相続税や贈与税がない
■消費税がない
※ただし、ホテル宿泊やレストラン、車両メンテナンス、弁護士相談などに対する売上・サービス料としてSST8%支払う。
また、高級レストランの場合は別途サービスチャージ料がプラスされることがあります。
■マレーシアの法人に勤務して給与を得ている場合、所得税を支払う
※ただし、182日以上マレーシアに滞在している場合に適用され、それ以下は外国人税率の30%が適応となるため注意が必要。日本の法人での給与は、日本での納税手続きが必要。
■不動産を所有する場合、固定資産税や家賃収入の所得税、印紙税、譲渡益税は支払う必要がある
■マレーシアで法人設立する場合、法人税の支払いが15~24%程度必要
デメリット点とは?

四季がなく、天気が不安定
一年中温暖な気候ではありますが、晴れていたのに急なスコール、雨季には雨が続くこともあります。
日本のように四季を楽しむことができず、長く住むと少し飽きてしまうこともあるかもしれません。
マレーシア人の方も、季節を感じるために「春に桜を見に行く」「冬にスキーやスノボに行く」と言った計画を立てる方も多いのです。
トイレ問題
マレーシアはイスラム教徒が多い国であり、トイレで用をした後にトイレットペーパーではなく、水で陰部や肛門を洗浄します。
そのため、基本的にトイレには洗浄用シャワーが設置されています。
洗浄後に便座や床を綺麗にするために水が飛び散り、便座や床が濡れているなんてことはよくある光景ですが、初めての方はきっと驚くかと思います。
大型扇風機で水気を乾かしたり、厚めのマットが敷かれていることもありますが、サンダルなどで入ると足元が濡れてしまうこともしばしば。
もちろんトイレットペーパーは設置されていますが、個室外に設置されている場合や小さくカットしたものを入り口で渡されることもあります。
また、トイレが有料の場合もあり、20~50セントが相場で、ティッシュや硬貨を用意しておくことをおすすめします。
環境問題
マレーシアは東南アジアなので、湿度の高さ、スコール、虫、ヘイズなど環境上避けられない問題があります。
外は蒸し暑いですが、室内に入ると冷房がかなり強くて長いすると寒くなってくることもあるので薄手のカーディガンが必要になるかと思います。
スコールもいつ起こるかわからないため、念のため折り畳み式の日傘兼雨傘があるといいですね。
苦手な方にとっては地獄かもしれませんが、虫(ハエやGなど)やねずみなども一度は必ず見かけることでしょう。
また、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどが媒介するデング熱にも注意する必要があり、蚊よけ対策も大切です。
ヘイズは例年5月~10月頃にインドネシアの焼き畑による煙害で、PM2.5を含む汚染物質が広がり、視界不良や目のかゆみ、のどの痛みなどの健康被害を引き起こすことがあります。
この時期は極力外出を控えるかマスクの着用、空気清浄機の使用などの対策が必要になります。
路上が整っていない場所には注意
クアラルンプールなど街中は基本的に整備されているのであまり気にならないかもしれませんが、路上整備が整っていない場所もまだまだ多いです。
急な段差やブロックの破損などがあり、つまづいたり、転んでしまうこともあるかもしれません。
日本同様の感覚で歩いてしまうとケガに繋がる恐れがあるため、足元には要注意です。
高額になるものもある
物価が安いマレーシアですが、日本食や日本の商品の他にも日本よりも高額になるものはあります。
マレーシアはイスラム国家であり、お酒に対して税金が課せられます。
例としてビールは、スーパーやコンビニでは240円~500円ほど、レストランでは800円~1200円ととなるため、お酒好きの方には痛い出費になってしまいます。
ただし、ランカウイ島やラブアン島に関しては免税されビールがなんと約50円程で購入できてしまうので人気の場所です。
また、マレーシア国産車以外の外国車に対して関税がかかるため、日本の約2倍ほどの値段になるため、一般人は気軽に購入という訳にはいかないですね。
医療費や保険
マレーシアでは国民健康保険制度がなく、全額自己負担か医療保険に加入することになりますが、申請手続きが面倒に感じることもあるでしょう。
移住のために日本の住民票を抹消すれば、健康保険も失効されてしまうので、日本で治療を受けるにしても全額自己負担となります。
通訳の方がいたとしても一時的な付き添いになることも多く、最終的に英語でのやり取りが必要になることもあるため、大きな手術や歯科治療などの場合、航空代も上乗せされてしまいますが日本で手術や治療をする方も多いです。
日本人コミュニティの狭さ
仕事や学校の繋がり、情報交換などで日本人コミュニティを楽しまれている方もいますが、中には狭い日本人コミュニティに対してストレスを感じる方も一定数います。
約2万5000人が在住しているとしても、数人知り合いがいれば誰かと必ず繋がることがあります。
言葉や感覚が分かり合える安心感はあるものの、日本人ならではの気遣いで疲れてしまうと感じる瞬間もあるかもしれません。
時間通りにはいかない
マレーシアの方は、いい意味でも悪い意味でものんびりしています。
日本のように時間にきっちりしていないため、電車やバス、タクシー、お店など待たされることもあります。
電車は時刻表があるものもありますが、大体は「あと〇分くらいで到着」など掲示板に表示されるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
ビザについて

マレーシアに移住するために必要となるビザですが、種類や条件が異なるため、目的に応じて申請する必要があります。
代表的なビザを解説しますので、参考にしてみて下さい。
就労ビザ(Employment Pass)
マレーシアで就職する場合に必要な就労ビザは、職種や学歴、最低給与額により取得できるビザが3つに分かれていて条件が異なります。
ビザ取得申請は、会社設立をして手続きか会社に手続きをしてもらうことになります。
カテゴリーによって申請に必要な書類の違いや承認が下りる時間が異なります。
年々審査基準が厳しくなっており、取得に2~3カ月もしくはそれ以上必要になる場合や却下される場合もあるため、しっかり準備をする必要があります。
| カテゴリーⅠ | カテゴリーⅡ | カテゴリーⅢ | |
| 最低月額給与 | RM10,000以上 | RM5,000~RM9,999 | RM3,000~RM4,999 |
| 雇用期間 | 5年まで(更新可) | 2年まで(更新可) | 1年まで(更新は2回まで) |
| 家族帯同 | 可能 | 可能 | 不可 |
| 職位 |
役員 |
マネージャー 中堅専門職 チームリーダーなど |
技術職 事務職 若手など |
また、2026年6月1日から条件が大きく変わることが発表されました。
| カテゴリーⅠ | カテゴリーⅡ | カテゴリーⅢ | |
| 最低月額給与 | RM20,000以上 | RM10,000~RM19,999 | RM5,000~RM9,999 |
| 雇用期間 | 最長10年 | 最長10年 | 最長5年 |
短期就労ビザ(Professional Visit Pass)
短期就労ビザは、通常の就労ビザと違い、最長1年までの期間が設定されています。
マレーシア国外の企業に在籍し、専門的な技術や資格を持つ技術者による指導、プロジェクト遂行や研修のために業務を行います。
現地雇用契約は不要ですが、事前に労働局や入国管理局の事前承認許可が必要となり、ビザ取得には約1カ月間の期間と申請手数料の支払いが必要です。
家族帯同は不可となり、帰国時にはキャンセル手続きも必要となります。
学生ビザ(Student Pass)
学生ビザは、語学学校、インターナショナルスクール、大学などに3カ月以上の留学目的とした人に対して発行されます。
有効期限は1年で、毎年更新が必要となります。
入学が確定した後に、入学許可証や英文の成績証明書等の書類を用意し、学校を政府の教育ポータル(EMGS)へオンライン申請します。
また、35歳以上の学生ビザは取得において制限されることがあります。
保護者ビザ(Guardian Pass)
学生ビザを取得する子供の親に対して発行される保護者ビザは、学生ビザ同様に学校経由でビザの申請を行います。
子供一人に対して、親は一人までに制限されていましたが、2024年から両親共に取得することが可能となりました。※ただし、州や学校により取得できないこともある。
また、兄弟姉妹が未就学児の場合は帯同することも可能です。
就労は原則不可です。
有効期限は1年ですが、在学中は更新が可能です。
扶養家族ビザ(Dependent Pass)
就労ビザを取得した人の配偶者や21歳未満の子供に対する扶養家族ビザもあります。
就労ビザと連動して発行され、配偶者も申請が必要となりますが就労が可能です。
申請には、結婚証明書や出生証明書が必要となります。
MM2Hビザ(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)
MM2Hビザは、マレーシア政府が提供している長期滞在ビザで、25歳以上の富裕層やリタイア後の方に人気があります。
プラチナ・ゴールド・シルバーの3つカテゴリーに分かれ、米ドル建ての定期預金と規定の住宅購入義務の条件があります。
| プラチナ | ゴールド | シルバー | |
| 定期預金額 | USD100万 | USD50万 | USD15万 |
| 不動産購入 | RM200万以上 | RM100万以上 | RM60万以上 |
| 不動産売却条件 | 10年間売却不可 | 10年間売却不可 | 10年間売却不可 |
| 在留有効年数 | 20年 | 15年 | 5年 |
| 滞在義務日数 | 90日間 | 90日間 | 90日間 |
| 就労 | 可能 | 不可 | 不可 |
|
家族帯同 |
可能 | 可能 | 可能 |
S-MM2H(サラワク州限定)
S-MM2Hは、マレーシア東部にあるサラワク州限定の長期滞在ビザです。
サラワク州内に滞在する必要がありますが、MM2Hよりも条件が緩やかで取得しやすいのも魅力です。
サラワク州は猫の街で有名で、歴史ある建造物や自然が溢れ、生活費も都心に比べて安く、ゆったりした生活を希望する方におすすめのエリアです。
クアラルンプールやシンガポールには飛行機で約1時間30分程で行くことができます。
| 定期預金額 | RM50万以上 |
| 滞在義務日数 | 年間30日以上 |
| 家族帯同 |
主申請者と同時に配偶者も申請する必要がある(追加申請は不可) |
| 在留有効年数 | 5年(追加で5年可能、その後は新規申請) |
| 就労 | パートタイム就労で週20時間まで可能 会社役員の就任や株式保有する投資家は可能だが、ビジネス活動は不可 |
PVIP (プレミアムビザプログラム)
PVIPは、最長20年滞在、就労、就学が許可されているビザです。
他のビザを違い、滞在義務日数がなく、自由にマレーシアに滞在することができます。
| 定期預金額 | RM100万以上 |
| 収入証明 | ・月収RM4万以上または年収RM48万以上(マレーシア国内または国外収入) |
配偶者ビザ(Long Term Social Visit Pass)
LTSVPビザは、マレーシア人と国際結婚している外国人に対するビザとなります。
結婚証明書や住居証明等、配偶者の収入証明などの書類を提出し、滞在許可は1~5年で更新可能です。
就労を希望する場合は別途申請が必要となります。
筆者おすすめ情報

マレーシア移住を考える前に、一度旅行に訪れてから決めるのも一つの方法かもしれません。
定番観光スポットや筆者おすすめ情報を紹介しますので、是非訪れてみて下さい。
観光地

■ペトロナスツインタワー
クアラルンプールのシンボルとして有名なペトロナスタワーは高さ451.9m、88階建であるため、中心地にいれば必ず目にします。
スカイブリッジや展望台からクアラルンプールを眺望することもでき、夜はライトアップや噴水ショーがあり美しさが増します。
タワー1は、日本の建設会社が施工しているので、愛着がわくかもしれません。
タワー下にはスリアKLCCがあり、ショッピングなどを楽しむことができ、外にはKLCC公園があり街中で自然を感じることもできます。

■プトラ・モスク
マレーシア国内には多くのモスクが存在します。
クアラルンプールから車で約30分程のプトラジャヤにあるプトラ・モスクは通称ピンクモスクと知られており、観光客にも人気です。
外観はもちろん内部もピンクに染まり、とにかく可愛らしいです。
クルーズ船から望むこともできますし、そばにある首相官邸も訪れるのもおすすめです。
モスクに入るには、肌を見せることは厳禁ですが無料貸し出し用ローブがあります。※女性は髪もしっかりしまうこと、生理中の訪問は厳禁です。

■スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク
ピンクモスクと並び人気のある通称ブルーモスクは世界4位の規模を誇るモスクです。
内部の美しいステンドグラスが幻想的です。
個人で自由に散策はできないため、ガイドさんが礼拝の方法など丁寧に教えてくれます。
金曜日と礼拝時間は入ることができませんので、モスクに入る際のマナーは予め学び、必ず守りましょう。

■スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
マレーシアが独立宣言をしたムルデカ広場の目の前にあるバングナン・スルタン・アブドゥル・サマッドはイギリス植民時代からある美しい建物です。
大規模な修繕工事がされており、2026年1月に訪れた際は、ロンドンのビッグベンを模した時計台がまだ修繕中でしたが、現在は時計台が見られる状態となっています。
館内には博物館やカフェもあり、夜のライトアップした姿も美しいです。

■マスジッド・ジャメ・スルタン・アブドゥル・サマド
マスジッド・ジャメはクアラルンプールで最も古いモスクです。
白とレンガの配色で他のモスクよりもシンプルに感じるかもしれませんが、歴史を感じることができます。
入場の際はQRコードを読み込み、サイトから国籍、名前、人数の登録となり、最古のモスクも現代的です。

■River of Life
クアラルンプールの名前の起源となったのがクラン川とゴンバック川の合流点地点です。
19世紀に錫の採掘集積の拠点となった場所で泥川が合流する場所をマレー語で「Kuala(河口・合流点)」+「Lumpur(泥)」といいクアラルンプールの名になったのです。
本当にただの泥川ですが、マスジッド・ジャメからすぐの場所なので、起源地を訪れてみるのも良いでしょう。

■Merdeka 118
ムルデカ118は、678.9mと世界二位の高さを誇る商業建築物です。
オフィスやショッピングモール、パークハイアットクアラルンプールホテルなどがあり、その高さを近くで味わってみたり、ホテルからクアラルンプールの街並みを望んでみても良いですよ。

■スリ マハ マリアマン寺院

■關帝廟
關帝廟(かんていびょう)はチャイナタウンの近くにあり、三国志の英雄である関羽雲長が祀られている最古の仏教寺院です。
商売の神様として崇められ、寺院内は鮮やかで美しいです。
モスク、ヒンドゥー教寺院、仏教寺院それぞれの違いを肌で感じてみるのも良いでしょう。

■ウォールアート
街ブラしているとウォールアートを見かけることが多いです。
クアラルンプールでは、チャイナタウンエリアのグアイ・チャイ・ホンやブキビンタン、ペナン島はジョージタウン、マラッカはマラッカリバーサイドなど多くの所でアートやその地域の文化に触れることができます。

■ランカウイ島・ペナン島・ティオマン島・ジョホールバル・マラッカなど
クアラルンプールの情報がメインになってしまいましたが、他にもたくさん素敵な場所はあります。
それぞれの地域にある歴史や建造物、世界遺産、食や自然などに触れましたが、地域ごとに違った素晴らしさがあります。
移住してみたいと思える場所を見つけてみるために、色々な地域を訪れてみるのもおすすめです。
グルメ

■コピ(Kopi)
コピはマレーシアやシンガポールなどの代表的な飲み物です。
普通のコーヒーとは違い、ロブスタ種のコーヒー豆に砂糖とマーガリンを加えて焙煎したコクがあり濃いコーヒーです。
コピにはいくつか種類があり、基本的に甘いものが多いのでいろいろ試して好みを見つけてみて下さい。
・Kopi (コピ): コーヒー+コンデンスミルク+砂糖
・Kopi O (コピ・オー): コーヒー+砂糖
・Kopi C (コピ・シー): コーヒー+エバミルク(無糖練乳)+砂糖
・Kopi O Kosong (コピ・オー・コソン): ブラックコーヒー
他にも、紅茶タイプがあります。
・Teh (テ): 紅茶+コンデンスミルク+砂糖
・Teh Tarik (テタリ): 「引く」動作で泡立てた、甘い紅茶
・Teh-C (テ・シー): エバミルク+砂糖+紅茶
・Yuen yeung(ユンヤン):コピ+紅茶+コンデンスミルク

■チャークイティオ(Char Kway Teow)
チャークイティオは、米麵に海老、もやし、ニラ、卵、ソーセージなどをサンバルソースで炒めた麵料理でペナン島が有名です。
タイ料理のパッタイに近いですが、しょうゆの香ばしさやスモーキーさがあります。

■ナシレマ(Nasi Lemak)
ナシレマは、マレーシアの代表的な料理です。
ココナッツミルクとパンダンリーフで炊いたご飯とサンバルソース、フライドチキン(アヤム・ゴレン)、揚げた小魚やピーナツ、ゆで卵などがワンプレートになるものが多いです。
屋台やレストラン、フードコートに必ずあり、コスパ最強のソールフードです。

■バクテー(肉骨茶)
バクテーは、漢方やスパイス、醤油などで豚肉を煮込んだ料理で、セランゴール州のクランが発祥です。
ご飯や揚げパン(油条)、ニンニクや唐辛子、醤油を混ぜたタレに付ける食べ方が一般的です。
スープタイプとドライタイプがあるので、違いを楽しんでみるのもおすすめです。
シンガポールにもありますが、シンガポールはコショウっ気がありスープは透明で、マレーシアのものと大きく異なります。

■ロティチャナイ(Roti Canai)
インド料理もどこでも味わうことができて、ロティチャナイも食べる価値ありです!
ロティは薄い小麦粉生地を焼いたもので、カレーソースにディップして食べます。
ナンやチャパティでも同じようにインドカレーを楽しむことができます。
たくさんのスパイスが効いていて、日本のカレーじゃ物足りなくなるかもしれませんよ!

■ビーフロティ&チキンロティ
今、クアラルンプールのブキビンタンエリアで大人気のMon Chinese Beef Rotiでビーフロティかチキンロティも是非試してもらいたいです。
牛肉・鶏肉それぞれに独自のスパイスが配合され、パイ生地で巻き付けたロティで、食べ歩きにもちょうどいいです。
並んでいますが割とすぐ購入できるので、出来立てをすぐ食べてみて下さい。
パビリオン内にもありますし、違うお店にも販売されているので一度試してもらえばやみつきになるかもしれません。

■ロティボーイ
ロティボーイはマレーシア発祥のベーカリショップで、メロンパン生地にさっくさくのコーヒーのクッキー生地と一緒に焼かれたパンです。
いくつかフレーバーはありますが、メロンパンだけで勝負しているので美味しさも格段に違います。
冷めても美味しいですが、出来立ては最高なので是非試してもらいたい一品です。

■エッグタルト
マレーシアについて調べていると必ずしも目にするであろうオリエンタルコーヒー。
食事はもちろんですが、エッグタルトも人気の高い商品です。
2つ売りで販売されており、出来立てを是非店内で味わっていただきたいです。
ずっしりしたエッグ生地にバターが香り、1個でも結構お腹が満たされます。
持ち帰りももちろんOKで、一度温めなおすことをおすすめします。
正直なことを言えば、個人的には香港で食べたエッグタルトが一番ですが、マレーシアなら今のところ一番おいしいと思います。

■ローカルマーケット
マレーシアのローカル料理を楽しむならローカルマーケットに行ってみましょう。
手ごろなお値段でいろいろな料理や飲み物を楽しむことができます。
朝やランチタイムは込み合うので席を確保するのが大変かもしれませんが、熱気ある地元感を味わえます。
※写真はクアラルンプールのICC Puduです。

■ローカル苦手なら
ローカルのマーケットが苦手な方でもローカルフードを堪能することができます。
ショッピングモールのフードコートはもちろんですが、ホテルでも楽しむことができます。
左写真は、フォーシーズンズホテルクアラルンプール内にあるフードヴィレッジで、清潔感があるためおすすめの場所です。
室内なので涼しく食べられるのも魅力ですね。

■南国フルーツ
せっかく東南アジアを訪れるのであれば、南国フルーツは是非食べてみて下さい。
スーパーはもちろんローカルの果物屋さんで量り売りもしています。
マンゴスチン、ランブータン、マンゴー、ジャックフルーツ、ロンガンなど東南アジアだからこそ楽しめる果物を食べてみて下さい。

■フレッシュジュース
新鮮なフレッシュジュースも美味しくて安いです。
果物そのものの味が楽しめるのと、暑いマレーシアでの水分補給にピッタリです!
私はパッションフルーツをよく頼むことがあります。
他にもドラゴンフルーツ、グアバ、ココナッツ、シュガーケーン(サトウキビ)、サワーソップ、パイナップル、マンゴーがおすすめです!

■ニョニャ料理・ニョニャクエ
中国とマレーの文化が融合したプラナカン料理やお菓子にことです。
代表的な料理は、ラクサやポピア、オタオタ、パイティーなど中華醤油、サンバル、レモングラス、ココナッツミルクなど中華とエスニック感を感じるものが多いです。
ニョニャクエは、米粉やココナッツミルクが主原料でパンダンリーフやブルーピー、紫芋などで着色し蒸す・焼く・茹でるといった方法のお菓子です。
オンデオンデ、クエ・ラピス、ラピス・サグなどが代表的です。

■ドリアン
もし興味がある方は果物の王様ドリアンも試してみてはいかがですか?
私も初めての時は抵抗ありましたけど、ドリアンの美味しさにハマって何度も食べています。
一玉なら数人で分け合うか、お値段がそこそこするので、パックに分けられたものにしてもいいかもしれません。
クリーミーで甘みのあるもの、苦みのあるものなど品種によっても違うので食べ比べしてみるのもいいかもしれません。
ドリアンチョコやフリーズドライドリアンなどもあるので、お土産のネタにもおもしろいですが、個人的にはドリアンそのものが好きですね。
旬の時期のドリアンは本当に美味しいですよ!
買い物

■ショッピングモール
クアラルンプールには多くのショッピングモールがあり、買い物に困ることはないでしょう。
パビリオン、スリアKLCC、ミッドバレーメガモール、Lot10、The Exchange TRXなど、ショッピング、レストラン、スーパーなどが揃っています。
伊勢丹やドン・キホーテなど日本企業も入っているため、移住しても困ることがありません。

■セントラルマーケット
クアラルンプールでマレーシアのお土産などを買うのに定番なスポットの一つがセントラルマーケットです。
お土産屋さんだけでなく、レストランやカフェ、スーパー、工芸品制作体験なども揃っているので楽しめる場所です。

■ペタリンストリート
ぺタリンストリートは、チャイナタウンにあり、全長約750mの通りでお土産や食べ歩き、夜はナイトマーケットとして楽しむことができ、観光客に人気のエリアです。
セントラルマーケットやグアイ・チャイ・ホンなども近くにあるのでプラっと歩いてみるのもいいでしょう。
ただ、偽ブランド品も多く販売されていて、客引きされることがあるので気を付けて下さいね。
お土産

■Eureka Popcone
私がずっと好きなポップコーンブランドのEurekaを是非お試ししてみて下さい。
大きめのポップコーンにフレーバーがしっかり味付けされていて満足度が高いです。
フレーバーで特におすすめなのは、サワークリーム&オニオンと麻辣です!
他にもキャラメルやチーズ、ワサビ、トマト、ドリアンなどもあってどれも美味しい!※試食できます!
3つ買うと1つおまけ付などサービスもありますよ!

■BOH TEA
マレーシアの老舗紅茶ブランドのBOH TEAは、お土産にも定番アイテムで、スーパーなどに必ずあるので手に入りやすいです。
BOH TEAは味はもちろん渋みが少なく、飲みやすくてずっと好きで大体ストックがあります。
基本的に全部美味しいですが、私のおすすめはフレーバーティのパッションフルーツとライム&ジンジャーです!
他にも粉末のインスタントタイプもあり、フルーツアイスティやテ・タリ(ミルクティ)もおいしいです。

■Beryl’s
マレーシアの有名なチョコレートショップで、実は日本でも変える場所はありますが、定番のティラミスシリーズよりも断然サンドクッキーが私の一押し!
ザックザクのクッキーにチョコレートが挟まっていて1枚でも結構満足感があります。
写真を残す前に食べてしまったので、左の写真を参考にして下さい。

■コピ&カヤジャム
マレーシアやシンガポールの朝食の定番、コピとカヤトーストを自宅で楽しむのもおすすめです。
コピは砂糖入り、ミルク入り、両方、なしと種類があるのでお好きなものを手に取ってみましょう。
コピだけでなく、テ・タリや抹茶フレーバーなどの粉末ドリンクがあります。
粉末タイプで手軽に作れるので忙しい朝にもぴったりです。
カヤジャムは、パンダン(緑色)とココナッツ(茶色)の2種類が基本です。
トーストにバターと一緒に塗って食べ、半熟卵とソイソースをディップして味変を楽しむこともできます。

■TANAMERA(タナメラ)
タナメラは、マレーシアのスキンブランドでトロピカルハーブなどの天然素材を100%使用したオーガニックスキンケア商品が販売されています。
セントラルマーケットかThe Starling、モールのポップアップなどで購入可能です。
マッサージオイルや石鹸、スクラブなどといったフェイスケア商品、ボディケア商品、ヘアケア商品があります。
プレゼントや自分用におすすめですよ!

■ご当地ものグッズ
マレーシアならではのご当地グッズもお土産として喜ばれるものが多くあります。
特にセントラルマーケットには、コースター、マグネット、タンブラー、ランプ、ポストカード、ポーチ、お菓子や調味料などが揃っています。
カラフルで可愛いものがたくさんあるので、是非お土産選びも楽しんでみて下さい。
まとめ
15年連続移住先としてマレーシアが一位になる理由は納得できたでしょうか?
もちろん、日本にない環境や文化の違いがデメリットになることもあります。
海外で働きたい、子供に海外の文化や教育を味わってほしい、リタイア後はゆっくり海外生活を楽しみたいという方は、ビザ不要でパスポート有効期限が6カ月以上あれば、90日以内滞在ができるので是非マレーシアを体感してみてはいかがですか?
